労働相談と聞くと、働いている人が相談をする場所と考えてしまいますが、反対に働いている場所を提供している人が相談をする場合もあるので、働いている人だけではなく、雇用している側の人間も労働相談をすることができると覚えておくようにしましょう。もちろん働いている人も職場環境に不満を持っている場合もありますが、会社の経営をして人を雇用している人も、非常に悩んでいるケースがたくさんあります。経営者となれば、なかなか相談をすることができる人もいませんし、自分でなんとかしなくてはならないと考えてしまうので、1人で悩みがちになってしまい、自分が考えている以上に心にストレスを抱えているケースがほとんどになります。また労働相談をすると、経営者の立場になって相談を聞いてくれる人もたくさんいるので、経営者側の人間が労働相談を行う場合は、雇用されている側ではないと言うことをしっかりと伝えた上で、相談をするようにしましょう。